デザインルールの統一

フォント「Tazugane 角ゴシック Info」を購入した。

(リンク先はTazugane角ゴシック。当社が購入した「Tazugane角ゴシックInfo」はこのフォントの仮名をよりすっきりとさせたもの)
セール中で安かった。
プレゼン資料でよく使われるMSゴシックやメイリオよりも見やすく、プロっぽい(笑)ので、
このフォントを使うだけで資料の見映えが良くなるだろう。

企業イメージと資料デザインの一貫性

自社で使うフォントや色、アイコンなどを統一したいと前から思っていた。
クライアントに対してのイメージに一貫性を持たせたいからだ。
担当者によって出す資料のイメージが変わっていたら、
その会社は組織ではなく個人商店の集まりと思われるのではないか?

コンサル会社で働いていたころにまさにその悪い状態を目撃した。
担当によって資料のデザインがまったく違うのだ。
業務フローの作成に使うアイコンすら統一されておらず、各人が自分の趣味で作成していた。

もちろん、どうしても特殊な表現が必要な場合はあるだろう。それは例外として独自に作成すればよい。
その会社では、プロセスのアイコンやそれをつなぐ矢印、レイアウトなどの基本的なことすら標準化されていなかった。
そもそもルールが存在しなかったから、仕方がないのだろう。

当時の私は、最低限の標準化を提言し数人の社員と打合せを行った。
しかし話がまとまらない。いま振り返ると、皆、自分の「自由」(そんなものを自由と呼べるのならだが)を手放したくなかったのだろう。
結局、ファイル名の付け方を統一することだけはする、という結論になった。
#それだけでもだいぶマシにはなったが。

デザインルールの策定

いまは自分の会社なので、自分の好きに決めることができる。
試行錯誤しつつ当社なりの「デザインルール」を決めていこうと思っており、フォントの購入もその一貫だ。
テーマカラーは創業当時より決めている。
会社のロゴとマークの入ったシールは、こちらも創業当初から作っており、ノートPCには必ず貼り付けている。
パワーポイントの独自テンプレートも作成しているし、
エクセルやワードの資料のヘッダには会社のロゴを入れようかと思っている(まだ実現していない)。

「そんなことは重要ではない、大切なのは中身だ」と主張する方がいるかもしれない。
彼らはきっと、髪の毛もセットせず、常に白いTシャツと短パンを着て生活しているのだろう。

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