国会図書館セミナー「マーケット調査の流儀」を受講

3月15日、経済図書館「ビズコリ」で行われたセミナー「マーケット調査の流儀」を受講しました。
事前に120分に及ぶWebセミナーを受講しておかなければならないという
なかなか高いハードルですが、参加した意義は充分にありました。

講師は国会図書館の方で、ネットや紙媒体を使った経済産業情報の調査手法について丁寧に
教えていただいた感想は、「こんなことまでネットだけで調査可能なのか!」でした。

例えば、「福岡と東京における親子丼の平均価格は?」といった疑問でも、
ネットで統計情報(小売物価統計調査)を検索することで解決できます。

統計局ホームページ/小売物価統計調査(動向編) 調査結果
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ちなみに東京は858円,福岡は641円だそうです。

他にも、国会図書館が運営するリサーチナビや、政府統計が集約された e-Statの利用方法について学びました。

リサーチ・ナビ
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政府統計の総合窓口 GL01010101
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主張をしたければ、データによる裏付けを

ビジネスにおいて何らかの主張をしたいのであれば、データによる裏付けがある方が説得力が高まります。
「当社はすごい!」とは、嘘でもなんでも主張できるわけです。

業界平均と比較する、同業他社のデータと比較するなどして、
「当社はすごい。なぜなら業界平均と比較して1.5倍の利益率を確保しているからだ」と主張しなければ、
「それは御社がそう思っているだけでしょ」と言われるだけです。

インターネットの時代、ネットで検索すればいろいろな情報が見つかります。
ネットに載ってない情報も、ビズコリなどの図書館を活用すれば調査可能です。

経営コンサルタント(中小企業診断士)である私も、今回のセミナーで紹介されたサイトでの調査はよく行っていました。
今回、より効率的な調査手法を学ぶことができ大変有意義なセミナーでした。
企画していただいた公益財団法人 九州経済調査協会さま、本当にありがとうございました。

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データが語るもの

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