有限のシステム

有限のシステムの中で無限の成長を遂げられるなどと考えるのは、頭がどうかしているか、さもなければ経済学者か、どちらかだ。
ー ケネス・ボールディング

どんなシステム(ここではITに限らず、仕組みや生態系、といった意味)にも限界はある。
限界がないように見えるのは、自分が想定しているシステムの「外部」に負荷をかけているのを見ていないだけだ。(環境問題などはまさに典型的)

あらゆるシステムが有限なのであれば、どんなに上手く言っているように見えるシステムだろうと、いつか成長は止まる。
だからといってそのシステムに関わる人達の生活は続く。システムを改良するか、別のシステムに乗り換えるか。

移行のタイミングを間違えば、システムは崩壊するだろう。崩壊の程度によっては、もう二度と復活できないかもしれない。(倒産した会社などを想像して欲しい)

関連記事

  1. パズルを組み合わせる

    仮説に当てはまらないケースを考える

  2. ビジネス心理学2_松竹梅を準備(おとり効果)

  3. 「守られない」のは、誰?

  4. リズムにのって仕事する(ポモドーロテクニック)

  5. 砂時計

    時は流れる。積み重ねるかどうかは自分次第

  6. 経営コンサルタントは「翻訳業」である

最近の記事

  1. レール、分かれ道
  2. 2024.05.07

    穏やかなるGW
  3. 2024.04.26

    世間の評価
  4. バックアップ、プランB

    2024.04.23

    雨が降っても

読書記録(ブクログ)