ルールの起源なんて適当なものだろう

当社は9時〜17時、昼休み1時間の7時間労働です。
一般的な企業は8時間のところが多いでしょうから、通常より1時間短くなります。
土日は休みなので、1日7時間×5日=週35時間労働。

明確な意図はなかった

これは別に従業員のためを思ってとか、欧米の働き方が素晴らしい!真似すべきだ・・・といった意識高い理由からそうなっているのではありません。
最初に雇ったスタッフの子供が小さく、保育園のお迎えがあるので17時で終業だと助かると言われ、「じゃあそうしましょう」と回答し、7時間労働に決まりました。
その後スタッフを増員するときも、そのまま9時ー17時のルールが定着しています。

もしかしたら後から入ってきたスタッフは、17時に仕事が終わることに魅力を感じて入社を希望したかもしれません。
そうだとしたら、これはまったくの怪我の功名で、最初のスタッフにお子さんが居なかったら、普通に18時までの8時間労働としていたことでしょう。

ルールの起源なんてそんなものでは

ルールの起源なんて、最初はそんなものなのかもしれません。
宗教の儀式だって、最初はダジャレみたいな話から始まり、いつのまにか権威付けされて伝統として認識されるようになったことも多いのではないでしょうか。

そして、起源がどれだけ適当なものでも、一度出来上がったルールを変更することは難しい。
当社がいま突然「終業時間を18時とする」とやれば、大きな反発を招くことでしょう。(そうするつもりは全くなく、むしろもっと短くしたいくらいですが)

だからこそ、ルールの設定には慎重にならねばな、と思うのです。
それが非効率で無駄なものだとしても、一度作ったルールの強制力というのはそれはもう強いものですから。

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