最善ではなく満足を

曲がりくねった道

最善の解決策を取ることはできない。不可能なことに時間をかけてはならない。

全能の神ならぬ人が、最善の解決策を見つけ、実行することはできない。
そもそも、その解決策がほんとうに最善のものだったかどうかは事後にしかわからない。

ルービックキューブを完成させることならできるだろう。きっと最善(この場合は、高速に)な組立て方法もあるはずだ。
しかし、世の中のほとんどのことは、ルービックキューブよりも遙かに複雑だし、時間制限もある。

経営の問題は、言うまでもなく後者だ。複雑に事象が絡み合い、時間の制限も存在する。
自社だけでなく、社会や競合他社の取る行動によっても未来の選択肢は簡単に変わりうる。

そんななか、最善の策など選べるわけがないではないか。
ではどうするか?最善はあり得ないと自覚したうえで、満足を追求することだ。

全てをエレガントに解決する策を探していても、いつまでも何も変わらない。
いまできることのなかから満足度の高い(つまり、効果のよりありそうな)策を少しずつ実行し、改善を行っていく。

最善をもとめて足踏みするよりも、満足を求めて試行錯誤を繰り返す方が、結果としてゴールに近づく。
回り道に見えるかもしれないが、最短の道が見つからないのであれば、そうするしかないだろう?

写真は出張時に立ち寄ったくじゅう連山の朝焼け。最善の朝焼けではないかもしれないが、十分に満足できるものだった。

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