確定申告

法人化してもう8年目だけれど、個人事業主時代からのお客さまがいて、個人の売上がほんのちょっとだけ残っている。
一部の公的機関で、個人にしか報酬を支払えないところだ。
(と言っても年間数十万だけれど)

というわけで、未だに確定申告をしている。
売上も少なく、費用もほとんど使っていないので、簡単な手続きではあるけれど。
いつもぎりぎりまでほったらかしにしている。昨日やっと終わった。

今回、たわむれに過去の確定申告書類を引っ張り出してみた。
・・・よくこんな売上で食べていけてたなと逆に感心してしまった。
ひどい年は、売上の2割くらいが書籍の購入に消えている。何やってたんだ私。

独立してからサラリーマンに戻りたいと思ったことは一度や二度ではない。
来月食べていけるかどうかが常にわからないというのはなかなかのストレスだ。
クレジットカードのキャッシングで凌いだこともあった。
(法人化してからだが)あと一週間融資の実行が遅れていたら従業員の給料を払えなかった月があった。

それでも続けていたから今の自分があるわけだが、これは少しの努力とかなりの偶然がもたらしたものであって、もう一回やれと言われたらきっと失敗すると思う。
今が成功しているとは言わないけれど、少なくとも続けることはできている。
来月の金に困るほど手元資金もカツカツではない。(めちゃくちゃ余裕があるわけでもない)

確定申告を並べてみれば、この13年の自分の歴史がよく見える。
10年後はどうなっているだろう?できればまた、「10年前はよくこんな売上でやっていけてたな?」と思えるままでいたいものだ。

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