先日18日が締切であった「ものづくり補助金」、
北海道の一部地域のみ、締切が10/1に再延長されたようです。
[blogcard url=”http://www.chusho.meti.go.jp/keiei/sapoin/2018/180914mono.htm”]
対象となるのは北海道の厚真町、安平町、むかわ町の3町のみということです。
これら3町に存在する企業数をRESASで調べると、合計でも706社で、このなかでものづくり補助金を申請する企業はごくわずかではないかと思われます。
町名 | 企業数 |
厚真町 | 150 |
安平町 | 240 |
むかわ町 | 316 |
※RESAS 産業構造マップ>全産業>企業数より。2014年のデータ
[blogcard url=”https://resas.go.jp/#/1/01586″]
当該地域での申請数(予測)
統計局のHPによれば、調査年が同じ2014年(平成26年)の全国の企業数は4,098,284です。
[blogcard url=”http://www.stat.go.jp/data/nihon/07.html”]
フェルミ推定とも呼べないような、かなりざっくりとした計算ですが、
前回のものづくり補助金の申請者数が17,275社。つまり
0.42%の企業が補助金申請を行っているわけです。
同じ比率を前述の3町に当てはめれば、706社×0.42%≒3。
つまり3社前後の申請しかないのではないかと当社では予想します。
スケジュールへの影響は軽微?
なぜこんなことを書くのかというと、ひとつは当社は全国にクライアントを持っていますので全国の動静を把握しておく必要があること。もう一つは、この措置により全体のスケジュールが遅れ、採択後から納品・支払・報告までの時期が短縮されることを危惧するからです。
仮に上記の予想が当たらずとも遠からず・・ということであれば、全体のスケジュールにはほぼ影響がないと思われます。