昨年に引き続き、嘉麻市商工会主催の「創業塾」で講師を務めさせていただきました。
約2時間かけて、ビジネスモデルキャンバスの説明と事例紹介、
ワークショップでは受講者がこれから起業しようと考えているビジネスの
ビジネスモデルキャンバスを書いて、参加者同士でディスカッションをしてもらいました。
<ビジネスモデルキャンバスの説明はこちら>
ビジネスモデルキャンバスは、創業セミナーに向いている
これまでもいろいろな形で創業者向けセミナーを手がけてきましたが、ビジネスモデルキャンバスを描いていただくのが受講者に取って一番学びがあるのではないかと思っています。
いわゆる事業計画、たとえば金融機関に提出するようなものをセミナーの短い時間で仕上げるのは難しいですし、何より情報不足です。
まだ商品の値段も、仕入値も事務所の家賃も決まっていない状態で「月次の売上・利益の見込みを書け」「設備資金と運転資金を書け」と言われても、受講者は「まだ確定していないよ・・・」と当惑してしまうでしょう。
ビジネスモデルキャンバスは、数字を使わないので、創業準備中の受講者でも簡単に書くことができます。
簡単でありながら、自分が考えているビジネスのどこで差別化するのか、思考の「漏れ」はないのかが俯瞰できる、いいツールです。
とはいえ、2時間で説明とワークショップまでをやると駆け足になってしまいます。
もっと効率的に教える方法はないのか、今後の課題です。
受講者のうれしい声
昨年、「今年受けたセミナーのなかで一番良かった」と言ってくれた受講者がいました。
彼は今年も参加してくれて、去年と同様刺激になるいい時間だったと、うれしい感想を伝えてくれました。
本を読むより、動画を見るより面白い、セミナーならではの体験をしてもらいたい。
図表を駆使し、体験談や裏話を交え、たくさんの事例を紹介し、リアルの場でないとできないことは何だろう?と、いつも試行錯誤しながら資料を作り話す内容を考えています。
ですので、こういった感想をいただけるのは大変うれしく思います。