社内会議は最小限に

当社では社内会議をなるべくしないようにしている。
月次会議・週次会議といったいわゆる定例会議はゼロだ。
朝礼なんて考えたこともない。

人数が少ないのだから、立ち上がって大声を出せば全員に伝わる。
単なる情報伝達ならチャットなりメールなりでも十分だ。
少人数で混み合った議論がしたいなら、小さい会社なのだからわざわざ日程を決めなくても立ち上がって相手に声をかければそれで済む。
大人数の場合?それって議論になります?議論しているのがいつも数人なら、残りの人には後日議事録を渡せばそれで済むのでは?

勤め人の頃、不毛な社内会議に参加するのが辛かった。会議のための資料作りや、どんなに議論しても最後は社長の一言で決まってしまう茶番に「これは意味があるのか」と感じていた。「会議のコスト」を考えているのか不思議だった。経営陣や管理職の示威行動でしかないのなら、その時間普通に仕事させてくれよと思っていた。

だから、自分の会社ではしない。ゼロにする必要はない(それはそれでデメリットが出そうだ)が、なんでもすぐに「会議しよう」と持っていかない。会議をしなくても済む方法から考えていく。
みんな、クライアントにサービスを提供するために出勤してきている。会議は間接的な仕事だ。間接的なものなら、少ないに越したことはない。

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