ルールを増やさない、定期的に廃止する。

物事をシンプルにするには努力が必要だ。
エントロピーの法則を持ち出すまでもなく、物事というのは放っておけばどんどん複雑になっていく。
組織で言えば、ルールが増えていき、業務フローも複雑怪奇になる。

意識的にシンプルにするためには、まずは不用意にルールを増やさないことだろう。
組織で問題が発生するとすぐに新たなルールを作りたくなるが、
問題が発生する頻度と影響の大きさを考えれば、敢えて作る必要のないルールもある。
システム化などの仕組みで解決できるものもあるだろう。

それと、定期的に不要なルールを廃止すること。
過去には有益だったが現在は状況が変わり意味が無くなったルールや、
慌てて導入したものの実際にやってみると意味のなかったルール、これらを捨てる。

入口と出口で見張る。これを怠ると、すぐに官僚的な息苦しい組織になってしまう。

関連記事

  1. 何を言っているか、ではなく、何をしたのか

  2. タッチポイント、全部使っていますか?

  3. 関係者を増やさない

  4. ゼロの集合

    ゼロを目指す非効率

  5. 万能、マルチタスク

    中小企業の社長はC*O

  6. 「戦略策定ができます」の無意味

最近の記事

  1. 2024.10.03

    諸行無常
  2. 2024.10.02

    メメントモリ
  3. 2024.10.01

    百日紅

読書記録(ブクログ)