文章にした時点でこぼれるもの

文章というのは、デジタルだから、
ただイメージから切り取る(A/D変換する)
行為でしかない、と感じています。
情報量は減る一方なのです。

ー 「森籠もりの日々」 森博嗣著より

どんな思いも、文章にする時点で劣化してしまう。
「うまく言葉にできない」という言い回しがあるように、
言葉にした時点でいろいろなものがこぼれ落ちてしまう。

補完するのは図表や写真といった、
文章と比較してよりアナログなものだろうが、
それとて限界はある。

ボディランゲージも使えるだろう。
(うまく使えてないが)音楽や美術といったものも有用だと思う。

経営コンサルタント(中小企業診断士)なんて仕事をしていると、
言いたいことが上手く伝わらないもどかしさ、を幾度も感じる。
それでも、独立した当初と比較すれば、少しは上達し、
誰かに何かを伝える際の損失やエラーが少なくなってきたように思う。

語彙も増えたし、感情のパターンも複雑になった。
いろいろな表現手法も学んだ。

100%はたぶん無理だろうが、少しでも近づけるために、
弛まぬ学習を。

関連記事

  1. 良いことをしたのだから(モラル正当化効果)

  2. 仮面で握手

    「不正」が発生するとき

  3. 選択肢

  4. 正義、校正、法律

    自然主義の誤謬、道徳主義の誤謬

  5. 時間軸の違い

  6. 「心理的安全」を作る、守る

最近の記事

  1. 2026.03.12

    紹介の連鎖
  2. 2026.03.09

    AI配偶者
  3. 2026.03.06

    京都も古典も
  4. 2026.03.05

    出せない

読書記録(ブクログ)