「改革が足りない」というマジックワード

「**は古い、**は時代遅れだ。改革が必要だ!」
という言葉には気をつけましょう。

彼らの言うことに従い改革を行ったとします。

上手くいけば彼らは言うでしょう。

「改革の成果だ、やはり我々の仮説は正しかった。」

失敗したら彼らはこう言います。

「(細かいズレを指摘して)私たちの言う通りにしなかったからだ」
「まだ改革が足りない」

そう、どちらに転んでも負けないようにできているのです。
うまくいかなくたって、「それは改革が足りないからだ」と
言い続けれていればいいのですから。

定量的な評価を

そもそも古いものイコール改革が必要なものではないですし、
新しいからといってそれが必ず素晴らしいものでもありません。
#セカンドライフって覚えてますか?

重要なのは「効果」があるかどうかです。
そしてそれが、「具体的に計測できるかどうか」。

仮に効果があったとしても、それがシステム他の要素に悪影響を与えて、
プラスマイナスで言えばマイナスになってしまうこともありますので、
全体的な視野で成果を確認する必要があります。

業務改革により総務部の仕事はラクになったけど、
営業部の活動に制限がかかって、結果として売上が下がったら、
それは良い「改革」と言えるでしょうか?

改革を叫ぶ人にはこう言いましょう。

「その改革を行えば、どの部分がどれくらい改善するのか、それはいつまでに達成できるのか」

「もしそれが達成できなければ、どうするのか。元のやり方に戻すのか。」

「改革によりシステムのどこか別の部分にマイナスの影響は出ないのか、それでも実行する意味はあるのか」

これらの質問に曖昧な回答を返す、話をはぐらかす、無言になる。
もしそうなのであれば、彼の案を受け入れるべきではありません。

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