偏った解釈をしていることに自覚的であれ

都合よく解釈しよう。

成功の可能性が高いのは、
物事を、実際より少しだけ
大げさに受け止める人である。

特に、良いことはやや大げさに
受け止めるが、
悪いことは「重要ではない」と
忘れてしまえるような人がいい。

そうすれば、自分に自信を持つことができ、
自分を疑う気持ちを排除できるからだ。

ーあなたの人生の科学(下) デヴィット・ブルックス著 p.47 より

この考え方は合理的ではない。
成功も失敗も、ありのままに受け止めて、
偏見や思い込みを排除して判断する、というのが
科学的な姿勢だと思う。

でも、そんなことをできる人間はいない。
ミスター・スポックなら可能かもしれないが。

完全に合理的な人間の話

脳に障害を持ち、合理的な意思決定「しか」
できなくなった患者は、優先順位を付けられず
何も決定することができなくなるそうだ。

人間は感情、つまり、好き嫌いの力を借りなければ、
何かを決めることすらできない。

都合の良い解釈に自覚的であれ

良いことが起きたのにもかかわらず、
「これは偶然だ」「ずっとは続かない」などと
ネガティブに考えても意味がない。
きちんと喜び、誇りを持とう。

悪いことを過大に受け止め、
「もうだめだ」「私は無能だ」
などと考えずに、
重要なことではなかったと
強引にでも解釈して忘れてしまおう。

それは単に自分を騙しているだけに過ぎないかもしれない。
しかし、世界を公平に解釈することはそもそも不可能で、
どうあっても解釈は偏ってしまうのだ。

どうせそうなのであれば、
せめて自分が偏った解釈をしていることに
自覚的になることだ。
そして、自分に取って都合の良い解釈を
積極的にしていくべきだろう。

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