2018ものづくり補助金二次公募 解説その6〜 事業類型(3)小規模型

前回からの続き。
今回は、ものづくり補助金における
3つの事業類型最後の一つ、「小規模型」の解説です。

<過去記事>

事業類型(3)小規模型

小規模事業者が750万円以下の設備投資を行う場合、
この「小規模型」事業類型が選択肢に入ってきます。

補助率は、中小企業であれば1/2、小規模事業者であれば2/3です。
補助上限額は500万円と、企業間データ活用型や一般型の1,000万円に比べて少なくなっています。

小規模事業者の定義は下記で確認できます。

「試作開発型」はなくなった

今年4月に実施された一次募集には選択肢として存在した、
「小規模型の試作開発型」が、二次募集ではなくなりました。
これは、設備投資を伴わないタイプの申請で、外注費や原材料費などを
補助対象経費として申請できるものでした。

試作開発型がなくなった結果、
ものづくり補助金では、必ず設備投資を
行わなければならなくなった、ということになります。

中小企業は小規模型を選択すべきではない?

小規模事業者の場合は補助率が2/3になります。
750万円以下の設備投資の場合、一般型と違って
何もしなくても補助率が2/3ですので、
小規模型で申請すべきでしょう。
#小規模事業者は加点もあり、採択の可能性が高まります。

小規模事業者でも一般型を選択するケースもあります。
購入したい設備が750万円以上の場合です。
この場合、一般型を選択し、先端設備等導入計画もしくは
経営革新計画を取得して補助率をアップさせるべきです。

いっぽう、中小企業の場合は事情が変わります。
補助率が1/2になるので、小規模型の上限500万円を
目一杯使うには、1,000万円の設備導入が必要になります。

しかし、同じ1千万円の設備を導入するなら、
一般型+先端設備or経営革新で補助率を2/3にすれば、
666万円の補助が得られます。

結論としては、
中小企業が小規模型を選択する合理性はゼロ、と言えます。

<関連記事>

関連記事

  1. 平成31年度予算「戦略的基盤技術高度化支援事業」の公募開始

  2. 事務局公募から読み解く、2020年ものづくり補助金(2)

  3. 【よくある質問】昨年の採択者は今年(2020年)のものづくり補助金に申…

  4. 2020年度もの補助4次採択結果エクセル変換版

  5. 2020年ものづくり補助金高度連携解説(1)(上限額3,000万にアッ…

  6. サプライチェーン対策のための国内投資促進事業

最近の記事

  1. 本棚
  2. 2026.01.22

    オーバー
  3. 2026.01.16

    古書を読む
  4. 2026.01.14

    税負担化
  5. 2026.01.13

    全知全能
  6. 2026.01.09

    実社会の方が

読書記録(ブクログ)