問題を「過去・現在・未来」の観点から分類することができる。
過去に「発生」した問題を解決するパターン(発生型)と、現在進行中で起きている問題を「探して」解決するパターン(探索型)、最後に将来起きるかもしれない問題を「予見して」解決するパターン(設定型)の3つだ。
それぞれのタイプにより求められる能力が少し異なってくる。発生型であれば分析能力が問われるだろう。探索型であれば状況に迅速に対応できる能力、設定型で必要なのは想像力だろう。
視点を変えれば、発生型の問題は現場で解決すべきものであり、探索型の問題は管理職レベルで、設定型の問題は経営層が解決すべき問題であるとも言える。
さらに細かく分類すれば下表のようになる。発生型の問題は逸脱と未達、探索型の問題は改善と強化、設定型の問題は開発と回避に分けられる。
今自分が解決しようとしている問題はどのタイプなのか、そしてそれを解決することは自分の持つ権限で可能なのかを考える時に有効だろう。
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