数字で定量化しろ、見える化だ、統計データを分析せよ・・・・
まあ、間違ってはいない。
数字から見えてくるものはある。感覚では見逃していることが見つかることはままある。
ただ、数字だけでは決められない。それが可能なら、統計学者は巨万の富を得られているだろう。
その数字から何らかの意味を見出し、未来を予測し、行動するのは自分だ。
以前紹介した「分析麻痺」という言葉もそうで、分析(数字いじり)に傾倒するあまり、行動を忘れていれば世話はない。
行動して現実に変化をもたらすことで、より精緻な数字が得られる。
前提だった数字が変わることだってある。
行動するのは分析が終わってから、では遅すぎる。