仕事がつまらないとき(有能感、自律性、関係性)

有能感、自律性、関係性。
仕事がつまらない時は、このどれかないし複数が欠けている状態だそうだ。

(Q&Aワーク・エンゲージメントより、Deci&Ryan(1985))

有能感とは、自分が能力を持ち、それを発揮できているという感覚を、
自律性とは、自分で自分の行動を選択しているという感覚を、
関係性とは、人々と安定した良い関係を築きたいという感情を、それぞれ表している。

有能感が感じられない職場は、自分の能力はもっとあると、不満感を抱かせるだろう。
自分は役に立ってないという想いに捕らわれていては、いい仕事はできない。

自律性のない職場は、自分が歯車の一部になったように感じるだろう。
過度なマニュアル化、昔の軍隊のような組織が近い。

関係性のない職場、これが一番辛い。
従業員同士の仲が悪く、互いに協力し合わない職場からは、どんどん人が辞めていく。
逆に関係性さえしっかりしていれば、有能感と自律性に乏しい職場だとしても、なんとか続けていくことができる。
(ブラック企業は関係性の構築が上手い。良くも悪くも。)

社会の役に立っていると実感でき、自分で自分の行動を決められるだけの権限を持ち、仲が良く違いに助け合える職場。
理想の職場だろう。どれくらいの割合で存在するのかわからないが、もしあなたの会社がそうなのだとしたら、そんな会社は稀なのだと感謝した方がいいだろう。

[blogcard url=”https://amzn.to/34iqumE”]

関連記事

  1. 正義、校正、法律

    自然主義の誤謬、道徳主義の誤謬

  2. 撮影、カメラ、草原

    焦点錯覚。今見ているものを過剰に評価する

  3. レール、分かれ道

    干渉効果を避ける。ルールを破るなら理由が必要

  4. 「心の財布」では、お金に色が付く

  5. 数字、数学、パズル

    母集団は何個?「少数の法則」

  6. 答えが欲しい

最近の記事

  1. 2026.01.09

    実社会の方が
  2. 新年、鶴、富士山
  3. 本棚

    2025.12.24

    2025年の読書
  4. 2025.12.23

    賃上げの哲学
  5. 遠くを見る

読書記録(ブクログ)