自転車を買った。
キャノンデールのスレートというモデル。
グラベルロードというジャンルで、
ドロップハンドルだけど
舗装してない道も走れる、というもの。
油圧ディスクブレーキを装備しており、
ちょっと危ないくらいの制動力だ。
最大の特徴は「レフティ」と呼ばれる
このメーカー独特の構造で、
前輪を左側からのみで支えている。
右側から見ると、前輪が浮いているように見える。
#この見た目のかっこよさが
#購入にいたった最大の理由だ。
もうかれこれ20年以上前、
大学時代に同じメーカーの
「Super V 400」というマウンテンバイクに
乗っていた。
どうしても欲しくて、月々1万円の
ローンを組んで、無理して買ったのを
覚えている。
その自転車で福岡を経ち、
日本海側を北上して鳥取砂丘や
天橋立、兼六園を通りつつ稚内まで
走ったのはいい想い出だ。
#3週間かかった。
いつかもう一回やってみたいけれど、
その時間も体力ももうないのだろう。
キャノンデールの自転車に乗っていると、
学生時代を思い出す。
この20年でいろいろなことが
変わってしまったけど、
自転車に乗り、身体を動かし風を感じる
喜びはとても単純で、
当時から何も変わってない。
しばらくは仕事が忙しいので通勤バイクとして
使うだけになりそうだけれど、
ゴールデンウィークあたりには
どこかの山にでも行ってみようか。