いつも心に「プランB」を

バックアップ、プランB

経営において重要なのは、「これが失敗したもう終わり」という局面を作らないことだ。

「この融資が下りなかったら会社がつぶれる」
「この案件が取れなかったら」
「トップ営業社員が辞めたら」
「大口取引先から切られたら」

このような状況に陥ってしまったら、自分の会社なのに他者にコントロールを委ねざるを得なくなる。
だから、必ず代替案、つまりプランBを用意しておく。
#プランCやプランDなど複数の代替案を用意できるなら更に良い。

融資が下りなかったらどうするか?案件が取れなかったら何で補う?トップ営業社員が辞めても会社を回すには?大口取引先から切られても会社は維持できるか?

プランBを考えておけば、ある程度の事態を「想定内」の範囲で対処することができる。

この道しかないと叫びつつ、プランBを用意しておく

「この道しかない」という言葉は、従業員を鼓舞する効果はあるだろう。
それは、島までやってきた船を焼いて不退転の決意を示したローマの時代から変わらない。

もっともシーザーだって、負けた場合にどうするかの「プランB」は用意していたと思う。
そのことは、敢えて部下には伝えてなかったかもしれないけれど。

プランBが思いつかないのなら

どう考えてもプランBが思いつかないとしたら?
もしかしたらあなたは「プランBが存在しないほど、既に追い詰められて」いる状態なのかもしれない。

しかし、当事者以外の専門家の視点で事業を眺めれば、「有効なプランB」が見つかる可能性はまだある。
経営コンサルタント(中小企業診断士)が力を発揮するのはそういう局面だ。

関連記事

  1. 嫉妬、嫉み、羨望、比較

    仕事は選べないが、仕事のやり方は選べる

  2. 出張、旅行

    東京・群馬出張。コンサルは偉くない

  3. シーシュポス

    ミッション・クリープ。「終わり」を人為的に定義せよ

  4. ものづくり中小企業『九州版・事業化プロデューサー集』に掲載されました。…

  5. アイデアがまとまる

    部下に考えさせるなら、上司は答えを用意していなければならない

  6. 希望線。ユーザーの望む道筋を見極める

最近の記事 おすすめ記事
  1. 講演、セミナー
  2. SWOT分析

読書記録(ブクログ)