セカンドペンギン

「ファースト・ペンギン」という言葉がある。

未踏の分野に1番にチャレンジし、道なき道を切り開く人や企業を指す。
それ自体は尊敬できることだ。誰もやっていないことをやる、人類を新たなステージへ押し上げる。素晴らしい。

でも、成功するかどうかは別だ。
アマゾンはネット書店の「ファーストペンギン」ではなかった。名前は忘れてしまったが、アマゾンが創業した際にはすでに別の企業がネット書店を手がけていた。
フェイスブックもそうだ。マイスペースやフレンドスターなどの先行サービスがすでに市場を作っていた。

彼らは2番目以降だったが、長い時間を経て1番になった。
最初に飛び込んだ「ファーストペンギン」のことなど、もう誰も覚えていない。

ファーストペンギンは危険だ、最初に海に飛び込んだペンギンは、岩礁にぶつかって死ぬかもしれないし、待ち構えていたアザラシに食われる可能性もある。
セカンドペンギン(こんな言葉はないけれど)ならば、ファーストペンギンの様子を見て、リスクの少ない方法で海に飛び込むことができる。

飛び込むタイミングが遅すぎたら、良い餌(魚)には在り付けない。遅すぎてはいけない。
できれば最初に飛び込んだペンギンよりも泳ぎがうまいとか、餌を見つける能力が高いとか、何か強みがあればもっと良い。

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