変えられるのは内部だけ

外部環境は変えられない、と痛感する。
特にここ数か月は。

感染症や政府に不満をぶつけたところで、状況は何も変わらない。

先の見えない状況下で自分にできることは、
自分や自分の所属する組織を、外部環境に適応できるように変えていくことだ。

それも少しずつ。
大幅な変化には副作用が伴う。少しずつ変えていけば、副作用のリスクを最小限にすることができる。

変えるのはひとつずつだ。まとめてやってしまえば、どの手段が効果的で、どれがそうでないかがわからなくなる。
たとえば5つの手段を用いてみて、トータルではプラスになったとしても、3番目の手段は実はマイナスの影響を及ぼしており、それをやらない方がもっと良い結果を生み出せたかもしれない。

組織などと偉そうにいっても、結局は人の集合体であり、経営者が自由にコントロールできるわけでもない。
そこには明らかな不満や、自分でも言語化できないレベルの不信、面従腹背などが発生する。
100%伝わるコミュニケーション手段は存在しない、言葉には、常に言外の意味が含まれる。

「Aだけをしろ」と指示したとしても、
「A1はどうなのか」「BはAに似ているからOKなのではないか」
といった細かい条件まで事前に規定することはできない。
Aという概念の理解と、そのスコープ(有効範囲)は人により微妙に異なる。

認識のズレは必ず生じてしまう。

・・結局のところ、本当の意味で自分が変えることができるのは、「自分の考え方」だけなのかもしれない。
もっとも、それだって完全にコントロールできているかと言えば、はなはだ疑わしいのだけれど。

関連記事

  1. 撮影、カメラ、草原

    焦点錯覚。今見ているものを過剰に評価する

  2. 3つの制約条件

  3. 気になる

  4. 最初の発言が持つ「魔力」

  5. 攻撃性を減らすには

  6. 待ち合わせに遅れても

最近の記事

  1. 2026.01.13

    全知全能
  2. 2026.01.09

    実社会の方が
  3. 新年、鶴、富士山
  4. 本棚

    2025.12.24

    2025年の読書
  5. 2025.12.23

    賃上げの哲学

読書記録(ブクログ)