ロジカルなだけの意思決定では、
経営はうまくいかない。

論理(ロジカル)で全てが割り切れるのであれば、
誰でも成功できるはずだ。でもそうではない。
時の運もある、偶然の出会いもある、
そして、リスクを敢えて引き受ける「勇気」が必要なこともある。

ロジカルに考えること、判断することは重要だけれど、
それだけでは決断はできない。

私は決断とは、論理の世界の「判断」をまず行い、
しかし論理では分析しきれない不可知の溝をあえて
「跳躍」することによって完成すると考えている。
式で表現すれば、

決断=判断+跳躍

なのである。
<中略>
最後の跳躍を行えるのは、
あえて未知の部分を引き受けようとする
高い志を保つ人だけである。

ー 「なぜ戦略の落とし穴にはまるのか」伊丹敬之著 p.46より

まずはロジカルに「判断」する。
しかるのちにリスクを引き受けて「跳躍」する。

前者は経営者でなくともやれることだ。
経営コンサルタントや、経営企画部でもできる。

しかし、後者ができるのは経営者だけだ。
あなたは「決断」をしているだろうか?
「判断」のみ、「跳躍」のみで「決断」を
したつもりになっていないか?