ふとしたきっかけで

レオナルド・ダ・ヴィンチのモナリザ、誰もが知る名画だ。
しかし昔から有名だったわけじゃない。

1911年に盗難されるまでは無名だったそうだ。
盗難されて話題になって、初めて注目された。
注目されれば「**が素晴らしい」「**の表現が・・」といった評価が出てくる。
#評価は、注目された後から出てくるというのがポイントだ。

評価が評価を予備、好循環が発生する。結果としてモナリザは「名画」となった。
こういった事件?に恵まれず、埋もれてしまった絵画もたくさんあるのだろう。

評価が先

この話から得られるビジネスの教訓は「評価を得る方法を探す」だ。
もちろん実力あってのことだ、いくら評価を得られても、ハリボテの能力ならいずれボロが出る。
自分のホームページでいくら実績をアピールしたとしても、その裏付けがなければ賢い人には見透かされてしまう。

たとえどれだけ実力があったとしても、評価される場所に出なければ、「知る人ぞ知る」で終わってしまう。
#それが悪いとは言わない。本人が望むのであれば構わない。

当社の場合も、評価、つまり自社の名前が公開される領域で積極的に仕事をすることで、会社を大きくしてきた。
もし私が「名前が出ると嫉まれるから」とか「有名になる気はない、知る人ぞ知る存在でいい」なんて思ってたら、いまも一人で仕事をしていたと思う。
#しつこいが、それが悪いわけではない。選択の問題であって、良否や正邪の話ではない。

私個人は目立つことは嫌いだし、社交的な性格でもない。
けれど、会社としてやるべきことと、個人としてやりたい・やりたくないことは分けて考えないといけない。

モナリザには「盗難」という「ふとしたきっかけ」があった。
あなたの会社に偶然発生する「きっかけ」に気付き、その僥倖を活かすことができるかどうか。

自分は運が良いことに、それができたようだ。
もっとも、先のことはわからないけれど。

関連記事

  1. とにかく手を付けてみる

  2. ビジネス心理学5_学習よりテスト(テスティング効果)

  3. 反論の「質」を7段階で評価する

  4. 間違った道、方向

    「俺の意見を支持する情報ばかりだ」確証バイアス

  5. ビジネス心理学1_仕事は途中で切り上げる(ツァイガルニク効果)

  6. 自分を騙してはいけない

最近の記事

  1. 本棚

    2026.09.04

    本が読みたい
  2. 2026.09.03

    採用活動
  3. 2026.09.02

    船中泊
  4. 2026.09.01

    恐怖の分析
  5. 2026.08.27

    通知過剰社会
  6. 2026.08.25

    離島の生活
  7. 講演、セミナー

読書記録(ブクログ)