ビジネス心理学6_将来は過去ほど変化しない(歴史の終わり錯覚)

将来の自分や会社を想像するときは、現在の状況を起点にします。

人間は、自分が置かれている状況や自分の性格に関して「過去はいろいろあったが、今後は一貫している」と思い込む傾向があります。
先のことは誰にもわかりません。もしかしたら、過去の出来事なんてささいな事に感じられるほど激動の時代が来るかもしれない。

人間の性格はささいなきっかけで変わります。善人がずっと善人である保証はありません。
大正デモクラシー当時の日本人は、わずか数十年後に戦争で負けるなんて想像もできなったのではないでしょうか?

「もう変化は終わった、これからは安定した人生」とい思いたがる人間の傾向を「歴史の終わり錯覚(End of history illusion)」と言うそうです。

過去は実際に起きたことで、思い出せばいいだけです。しかし、これから起こる未来を想像するのは難しい。

会社の事業計画もそうです。将来の予想は難しいので、ついつい過去を参考にして前年比10%アップなどと書いてしまう。
過去から続いていること、途切れたこと、未来に出現する可能性が高いことを直視し、それらの影響をきちんと抑えた上で、「役に立つ」事業計画を作らないといけません。

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