売れ残りか運命か

PCやスマホは仕事柄よく使うし便利なのだが、やはり手書きからは離れられず、ペン(万年筆)とノートは常に持ち歩いている。タブレット端末にスタイラスで書く、いわば「半分電子化」も試したが、うまくいえないが何かが違う。どうもしっくりこない。キーボードとフリック入力、もっと言えば文房具の種類が違っただけで、それぞれ思考回路が微妙に異なってくるように思う。

先日、某所に新しいペンを買いに行った。店員さんに希望を伝えると、奥からペンを持ってきてくれた。昨年発売されたこのブランドの**周年記念モデルだそうだ。よく言えばプレミアもの、悪く言えば、昨年の売れ残り。スタンダードな定番品にするか、それとも少しカジュアルなタイプにするか、それとも、かなりクラシックな**周年記念モデルにするか。昨年完売しなかったと言うことは、それほど人気がなかったとも取れる。まあでも人気があるかどうかは関係ない、自分が気に入るかどうかが全てで、昨年のモデルが残っていたのも何かの縁だと思い、結局ダークグリーンのその**限定モデルを買った。

売れ残りと捉えるか、「たまたま」プレミアものが眠っていたと考えるか。同じ物体なのだけど、買い手がどう考えるかでその印象はかなり変わってくる。

私の仕事もそうだ。よく「まだ仕事の枠は残ってますか?」と聞かれる。残っている時に、「ああ、この会社仕事ないんだな」と思われるか、「ラッキーだった、これでなんとかなる」と思ってもらえるか。できれば後者であって欲しい。

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