9月7日午後、経営発達支援計画セミナーの講師を務めました。
経営発達支援計画とは
中小企業や小規模事業者が取得する類いのものではありません。
商工会・商工会議所が、地域の小規模事業者の持続的な発展のための事業計画を策定し国に承認を得るもので、承認後には国から商工会・会議所に対して事業推進のための補助金が与えられます。
既に3回の募集が行われましたが、なかなかハードルが高く、採択されていない商工会もまだまだあります。
講師の役割
受講者は福岡県下の各商工会の本計画担当者です。
既に申請はしたものの不採択となった、あるいはこれからの応募を検討している担当者に対して、採択済み商工会の事例や国から出ているガイドラインの内容をベースに独自資料を作成、講義を行いました。
事業計画は金融機関や投資家、補助金は県と国の審査、発達支援計画は(おそらく)国の審査員。
審査員は異なれど、「出題者が期待する、評価しやすい資料を作る」という意味では共通項があるのではないか・・・と資料を作成しながらそう思いました。
受講された商工会の皆様が、次回申請で無事計画が認定される。
そして地域の小規模事業者が発展するための様々な施策が実現する。
そんな未来の一助になれれば、講師としても本望ですね。