顧客の希望と欲望は違う

よく言われるネタ、ヘルシーバーガーの話。

あるハンバーガー屋が、顧客に対して「どんな新商品が出たら買うか?」のアンケートを取った。
アンケートを集計すると野菜たっぷりで肉の代わりに豆腐ハンバーグを挟み、グルテンフリーのバンズを使った「ヘルシーバーガー」がダントツで一位だった。
ハンバーガー屋は、満を持してヘルシーバーガーを発売した。
しかし、全然売れなかった・・・売れるのは相変わらずダブルバーガーやテリヤキバーガーだった。

希望と欲望は違う

顧客の意見を聞くという行為は否定しない。商品・サービスの作り手が気づかない視点からの意見をもらえるからだ。
しかし、限界はある。顧客が意見を言うとき、そこに「見栄」だとか「そうありたい自分」という要素が入り込む。
冒頭のヘルシーバーガーの話が示すように、「希望」と「欲望」は違うのだ。

希望していても、欲望に負けてしまう。
人間は弱い、欲望に負ける人の方が多いだろう。

どちらをビジネスのターゲットにするかは扱う商品・サービスの内容次第だ。

関連記事

  1. 哲学がなければ

  2. 倒産に立ち会う時

  3. 世界はフラットにならなかった

  4. かたつむり

    古いPCを使い続けることの見えないデメリット

  5. 交渉は勝ち負けではない

  6. 言葉に力がある

    文章を紡ぐ

最近の記事

  1. 2026.01.09

    実社会の方が
  2. 新年、鶴、富士山
  3. 本棚

    2025.12.24

    2025年の読書
  4. 2025.12.23

    賃上げの哲学
  5. 遠くを見る

読書記録(ブクログ)