サッカーのワールドカップを見ていた。
ルールはざっくりとしか知らない。また、戦術論をぶつほど詳しくもない。
ただ自分の国を応援して、勝ったら喜び、負けたら悲しむだけ。
サッカーに限らず、スポーツにおいて運の要素は否定できないと思う。
もちろん体力なり技術があることは有利だろうし、それを高いレベルで磨いた人たちだけが
こういった舞台に立てるのは当たり前だ。
ただ、それよりもむしろ、「いいタイミングに、いい場所にいる」ことの方が重要なのではないか。
狙ってそこにいることもあるし、運よくそこにいることもある。
同じことは事業経営にも言える。
実力のある人、賢い人、お金のある人が常に勝つわけではない。
平等でもなければ、(真の意味で)実力主義でもない。
ではダーウィンの言葉にあるように、変化に対応したものが勝つのか?
そもそも変化にうまく対応できたかどうかなんて、後付けの理屈であり、結果論でしかない。
ちなみに、ダーウィンはそんなこと言ってない。どういうことかは、昔ブログに書いた。
強いもの、賢いものなら、たいていの変化にも対応できる | 株式会社フロウシンク
https://flowthink.jp/biz/strong-and-wise/
あいつは運がいいと嫉妬したり、自分は運が悪いと嘆いたりしても何も変わらない。
運については制御できない。未来は予測できないのだから、とにかく動くしかない。手数を増やす。
そうすればいつか、偶然でも「いいタイミングで、いい場所にいる」瞬間が訪れる。
そのチャンスは人生で数回しかないのかもしれない。
見過ごしてしまう人も、きっとたくさんいる。