良い中小企業はたくさんある

経営コンサルタント(中小企業診断士)という仕事柄、いろいろな企業に行き、深い話を聴くことが出来る。
単なる会社訪問では得られないような裏話も聞ける。好奇心旺盛(と自分では思っている)な私には、これはとても役得だ。

独立してからもうすぐ10年なので、もう何社の企業に話を聞いたのか覚えていない。
(覚えておけば、***社を支援!と宣伝に使えただろう。残念だ)

なかには「何もそこまで・・・」というくらい、先進的な取り組みを行っている企業が存在した。

業界平均を大幅に上回る利益を取れているのに、社屋は古いまま、余剰は従業員にほぼ還元する(給与アップ)企業、
毎年数億レベルの生産性向上の設備投資を行う企業、
B/S、P/L全てを社員に公開、それらを読み解くための社内研修も実施している企業、
役員会や各種会議に全社員が参加可能で、録画したものを後日自由に視聴できる企業。
子育て中の女性や介護中の社員が働きやすいよう、びっくりするほど柔軟な働き方を実現している企業。
社長の給与は半分以上が業績連動、という企業もあった。

大企業でもここまではしていない、と感嘆することもある。

中小企業といえば、社長がワンマンで絶対服従、給与は安い、サービス残業当たり前、福利厚生は悪い・・・という負のイメージで語られることも多い。
たしかにそういう会社がいまだにあるのは事実だ。また、中小企業全体の平均値で見れば、大企業よりもすべての数値が悪くなるだろう。

ただ、なかには本当に、先進的な取り組みを行い従業員も活き活きと働いている中小企業が存在する。
平均で見ていると、個別の特徴が見えなくなってしまう。

中小企業診断士として、そういった会社の取り組みを支援するとともに、
きちんと言語化して他社も同様のことがやれるようにしていきたいし、
いち中小企業の経営者としては、そういった先進的な取り組みができるような会社にしていきたいと強く思う。

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