反論者の説得はできない

マックス・プランクの有名な言葉がある。

「新たな科学的真理は、反論者を説得して光を見出させることにより勝利するのではなく、
反論者がやがて死に、新たな科学や真理に馴染んだ新しい世代が育つことにより勝利するのである」

この文章を引用した本の著者はこう言い換えた。(タイトルは忘れた、確か医療系の書籍だったと)

「言い換えれば、葬儀が一回行われるたびに一歩前進するのだ」

科学者という合理的そうな人種でさえそうなのだから、我々一般人はもっと酷いのだろう。

企業経営においても然り。
反論者を本当の意味で説得することは難しいか、または不可能なのだと思う。
渋々納得したふりをしたり、表面上合わせることはできても。人の本質は早々変わらない。
(もし変えられるとしたら、それは宗教の類に違いない)

企業の平均寿命を考えれば、科学のように世代を超えて相手が死ぬのを待つことはできない。
サイクルを早めるためにできることは他にある。

もっとも、社長の意思決定は「科学的真理」と呼べるほど正確でも合理的でもないことがほとんどだ。
それでも、それを信じて突き進まないといけないのが、会社経営の辛いところだなとつくづくそう思う。

関連記事

  1. 制約理論(TOC)を意識した仕事の効率化(3)

  2. デジタルで伝える

    ロジカルに考え、エモーショナルに伝える

  3. 事務所移転、ただし同ビルの2Fから4Fへ

  4. 未来への扉、どこでもドア

    (株)フロウシンクは、依頼があれば九州全域どこでも行きます

  5. 中小企業も補正予算を編成してみては

  6. テレワークと雇用

最近の記事

  1. 講演、セミナー
  2. 2026.03.16

    荷物の軽量化
  3. 2026.03.12

    紹介の連鎖
  4. 2026.03.09

    AI配偶者
  5. 2026.03.06

    京都も古典も

読書記録(ブクログ)