事情があると考えた方がベター

車を運転していると不快なことにも遭遇する。
急な割り込み、信号無視やノロノロ運転、脇見運転など・・・

昔はそれらに遭遇するたびに憤りを感じていた。危ないじゃないか、迷惑だと。
最近は歳をとったせいか、少し考え方を変えている。

「もしかしたらそうせざるを得ない理由があったのでは」

両親が今際の際にあり、急いで病院に行かないといけないのかもしれない。急な割り込みや信号無視も致し方ない。
体調が悪いので、停車できる場所を探してノロノロ走行しているのかも。
自分が経営している会社の将来を決める重要なメールが届いて、1秒でも早く返信しないといけないのかもしれない。

そう考えると怒りもおさまる。

実際は、理由なくそうしている可能性の方が高いだろう。
でも本当のところは永遠にわからない。
停車させて本人に確認するわけにも行かないし、
そうしたところで本心を言ってくれるとは限らない。

ならば、自分が不快にならないようなストーリーを「設定」した方が、心の健康に都合が良い。
事故には巻き込まれたくないので、そういう車両とは速やかに距離を取るようにはする。
あとは忘れる。それでいい。

関連記事

  1. 今それをやるべきか

  2. ビジネス、歯車、モデル

    「昔からやってる」は理由にならない。「新しいから」も同様

  3. 「恐怖」という心理的武器

  4. 釘を抜く

    苦労は少ない方がいい

  5. 「守られない」のは、誰?

  6. 「制約」を力に変える

最近の記事

  1. 2024.04.26

    世間の評価
  2. バックアップ、プランB

    2024.04.23

    雨が降っても
  3. 2024.04.15

    メンテナンス

読書記録(ブクログ)