みんなが私の噂をしている(自己標的バイアス)

少し離れた場所で、二人がひそひそ話をしている。
もしかして、自分の悪口を言っているのではないか・・・・・

いつも周囲の人間が自分についての噂(特に、批判・悪口)をしていると「過剰に」思いこむことを、「自己標的バイアス」と言うそうだ。

もしかしたら本当に自分の悪口を言われているのかもしれない。
でも、その確率はどれほどだろうか?自分はそれほど重要な人物だろうか?
芸能人ならいざ知らず、ほとんどの人はそうではないのではないだろうか。

嫉妬されてると主張する方々

同業者から嫉妬されているとか、陰口を言われている、足を引っ張られているとやたら主張する人間が居る。
そういう人に限って、嫉妬されるほどの成果を出しているのか疑問だったりもする。

被害妄想もほどほどにしなければ、「自分が成功していないのは同業者の嫉妬のせいだ」などという、
謎理論で自分を擁護する、あまり好ましくないキャラクターとして周囲から見られることになるだろう。

関連記事

  1. リンダはどんな人?〜代表性ヒューリスティクスの罠

  2. 「百聞は一見に如かず」は常に真ではない

  3. 正義、校正、法律

    いちばんたちが悪いのは「自分が正義」だと信じている人間

  4. 「ことわざ」からはじめるな

  5. それは問題ですか

  6. 仮面で握手

    「不正」が発生するとき

最近の記事

  1. バックアップ、プランB

    2024.04.23

    雨が降っても
  2. 2024.04.15

    メンテナンス

読書記録(ブクログ)