2020年ものづくり補助金高度連携解説(3)(地方公共団体連携型)

(前回の続き)


2020年(令和2年度予算)のものづくり補助金高度連携型、最後の類型は「地方公共団体連携型」です。

地方公共団体連携型

都道府県や政令指定都市などの地方公共団体が独自で
「ものづくり補助金のようなもの」を作る際に、国が事業にかかる金額の1/2を補助するというものです。
企業に直接支払われるタイプではありません。

この制度を活用した「ご当地ならではのものづくり補助金」が作られる可能性があります。

もっとも、1/2は地方公共団体が負担するという制約から、予算規模はそれほど大きくはならないと思われます。

参考までに言えば、福岡県が今年実施している設備投資に関する補助金は、1千万円の補助金を1社に、
150万円を10社にという規模でした(いずれも補助率1/2)。
これに1/2が国負担、つまり予算規模が2倍になったところで、狭き門には変わりありません。

当社のように全国相手にビジネスをしている企業からすれば、
都道府県毎に微妙にルールが異なる「ものづくり補助金」など悪夢でしかありませんが・・・・
依頼があれば積極的に対応していきたいと思います。

関連記事

  1. 2018年中小企業関連予算詳細(1) 〜ものづくり補助金

  2. ものづくり補助金7次公募採択発表、当社支援先は13社採択

  3. もの補助13次公募開始、締切は12月22日、当社支援受付は11月2日ま…

  4. 2016年ものづくり補助金、事務局は従来通り中央会が受託

  5. 植物の成長

    小規模事業者持続化補助金 採択発表

  6. ものづくり補助金の実績(累計)

最近の記事

  1. 2024.04.26

    世間の評価
  2. バックアップ、プランB

    2024.04.23

    雨が降っても
  3. 2024.04.15

    メンテナンス

読書記録(ブクログ)