複雑さの両岸にある単純さ

シンプルなままにしよう

単純と日本語で書くと、なんかネガティブなイメージになるけれど、
シンプルと英語にすると、なんか美しい、洗練されたイメージに変わる。

単純さには二つあると思っている。
一つは、単なる単純さというか、皆がよく考える単純さというか。
ただ物事が簡単でわかりやすいというものだ。

もう一つは、複雑さの先にある単純さ。
ややこしい物事の構造を分析し、各要素の関連を明らかにした後、不要な枝葉を落として、単純化したもの。

この二つは一見同じように見えることがあるけれど、同じ単純さと言っても全く異なる種類のものだ。
前者は自然なものだが、後者は誰か、全体像とその本質が見える人物が意識的に構築する必要がある。

複雑さのこちら側にある単純さに興味はない。複雑さの向こう側にある単純さには命を賭けてもいい。
ー オリバー・ウェンデル・ホームズ

「複雑さ」を挟んで、その手前と向こうに二つの「単純さ」がある。
何かを見て、「なんだ、単純なことじゃないか」と思うことがあるかもしれない。
でもそれは、過去にあなた以外の誰か賢い人が、一度複雑さをくぐり抜けて到達した「単純さ」なのかもしれない。

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