コントロールできると思えるかが重要

モニタリング、コントロールセンター

読むべき新刊を要約してくれる雑誌「トップポイント」を購読している。

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今月号(2017年9月号)に「OPTION B」という書籍が紹介されていた。
フェイスブックCOOのシェリル・サンドバーグと、ORIGINALSやGIVE&TAKEなどの書籍で知られるアダム・グラントの共著だ。

そこにはこんな心理学の実験について書かれていた。

被験者に不快な騒音などストレスをかけた状態でパズルなどの作業をさせる。
当然、ミスを連発する。
ここで、参加者の一部に、「騒音を止めるためのボタン」を与える。
すると、ボタンを持った参加者のミスは減った。ただし、ボタンを押した参加者はひとりもいなかった。

人間にとって重要なのは、不快な物事を実際に止めることではなく、自分が止めようと思えば止められる、つまり、「事態をコントロールできる」かどうかだということをこの実験は表している。

成功した経営者がストレスが無いように見えるのは、あらゆることを自分でコントロールできると思っているからだろう。
もちろん実際にはそうでもない。株主や金融機関や大口取引先にコントロールされている面もある。
それでも、本当に嫌なら会社をたためばいい、取引を辞めればいい、と思えることが精神の安定をもたらす。

いま自分が直面しているストレスフルな状態、それは本当にコントロールできないのだろうか?
ブラック会社は退職できる、嫌な取引先は切ることもできる、嫌な会合には参加しないという選択肢もある。

いざとなれば自分の人生をコントロールできる、という認識が、人を幸せにする。

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