面白い本だった。
最近のいわゆる「左」の方々の主張を支えるロジックがやっと分かったような気がする。彼らがイスラムや中国の人権侵害にダンマリを決め込む理由もずっとわからなかったが、ポストコロニアリズムの「教義」を踏まえれば一応整合性があるのだということが理解できた。その源流たるポストモダニズムについても理解が深まった。しかし、改めて概観すると、ひどいなこの思想。というより言葉遊びか。アラン・ソーカル「知の欺瞞」を読んだ時もそう思ったけど。
私は別に「右」でもなんでもないが、昨今の「物言えば唇寒し」どころか、「物言えば社会的抹殺」な状況はとても不愉快であり、もっと自由な言論ができる社会になって欲しいなと思っている。誰かを傷つけることを怖がっていたら、何も生み出すことはできない。
さて、この本、アマゾンで新品が売られていない。Kindle版はある。中古はプレミア価格がついてる。増刷されていないのだろうか。単純に売れなかったのか、それとも、この本の主張が広まると困るみなさまから何か攻撃でも受けたのだろうか(陰謀論)。














