顧客は何を「求めていない」のか。彫刻を削り出す。

顧客の希望はわからない。
なぜなら、顧客自身もそれに気づいていないからだ。

大衆が何を求めているのかを、
あなたが決めて押し付けることはできない。
できるのはただひとつ、
大衆が何を求めていないかを、推し量ることだ。

ー「割れ窓理論の経営学」 M.レヴィン著

上記の引用文中の、「大衆」を「顧客」と言い換えても意味は通じるだろう。

顧客が何を求めているかはわからない。
ましてや、企業側が勝手にそれを決めて、押し付けることは困難だ。
スティーブ・ジョブズならそれができるかもしれない。しかし、あなたはきっとジョブズではない。

#アップルが作った大量の失敗作を覚えているか?iPod用のHiFiスピーカーや靴下は?
#誰だって間違う。アップルでも、ジョブズでも。

だとすると、新商品やサービスの開発はどうすればいいのだろうか?
ひとつの方法は、顧客が「何を求めていないか」を調べて、それを取り除いていくことだ。

いわば彫刻のようなものだ。
不要な部分を削っていけば、そこには立派な彫像ができる。
その彫像はきっと、顧客の「求めているもの」だけでできている。

関連記事

  1. バックアップ、プランB

    いつも心に「プランB」を

  2. 統計の読み方(3)_出力編

  3. 「診断」の、その先に

  4. 中小企業庁「事業承継マニュアル」の公開

  5. 疑問を解決する、壊す

    新しいテクノロジーを使いこなすものは、ゲームを有利に進めることができる…

  6. 前提条件がおかしければ、不可解な結論しかでてこない

最近の記事 おすすめ記事
  1. 数字、数学、パズル

読書記録(ブクログ)