オシャレじゃないオフィス

当社のオフィスレイアウトは、社長である私自らが考えている。
図面を書き、家具を手配し、LAN配線の敷設、コンセプトワーク、全て自分でやる。

社長という時間単価が高い人間がやるべきことではないのだろうが、
自分でやりたいのだから仕方がない。
他者に任せたら、絶対に自分が満足できないと確信している。
それは任せる人のセンスや能力の問題ではない。また、自分にセンスがあるとも思っていない。
私の中で確固たるコンセプトがあり、それを具体的にどう落とし込むかまで決まっていて、
それを遂行する能力もあるのに、誰かに任せてわざわざそのロードマップを歪める必要がどこにあるというのだ?

そんな私の基準に「オシャレかどうか」は全く含まれていない。
オシャレなオフィスと仕事の能率とは何の関係もないと思っているからだ。
もちろん、効率や機能美を突き詰めた結果として「勝手にオシャレになってしまう」ことはあるだろう。
でも、最初からオシャレを目指していくと、仕事がやりにくい、単なるショールームができてしまうだけだ。
(最近のコワーキングスペースでよく見るやつ)

ちなみに当社には、よく見るような、会社のロゴがぼんやりと光っていてかっこいい内線電話が置かれているようなエントランスもない。
オシャレなんだろうが実用性は全くないから作る意味を感じなかった。
入り口には会社のロゴが書かれた小さなシールと、呼び鈴があるだけだ。

少しでも仕事がしやすい環境を作るために、日々考え、手を加え続けている。
オシャレかどうかは時代によって変わるので、そんなものに労力をかけたくない。
企業は社会に貢献して利益を出すのが本筋であって、見た目を気にするほどの余裕は当社にはない。

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