何ごとも、自分の意思で選びたい。
よっぽどの奴隷根性でない限り、
皆がそう思うだろう。
他人に押し付けられるより、
自分で選択した方が、
たとえそれが悪い選択だったとしても、
満足度が高くなる傾向があるそうだ。
全ては選べない、意思は消耗する
とはいえ、日常のあらゆることを
いちいち考えて選択することは
時間的に無理だ。
毎朝、歯磨きと洗顔の順番で
悩む人はいないだろう。
意思というのは、肉体と同じ様に使えば
消耗していくそうだ。
#睡眠によって回復するとか。
そこで、意思決定の「機会」を
いかに減らすかを工夫する。
日常の動作はなるべくルーチン化する。
決まった時間に起床し、
設定した手順で準備をし、
服装の選択で悩まず、
出勤していつもの順番で仕事をする。
決まった食事を取り、
予定外のことはしない。
そんな人生は面白くない?
ロボットみたい?
(無駄な)選択の機会を減らす
それは違う。
歯磨きと洗顔の順番を毎朝悩むだけで、
意思力は消耗してしまう。
そんな些細なことでだ。
もったいないとは思わないか?
これは優先順位の問題。
無駄な意思決定の機会を極限まで減らして、
人生や仕事に取って大事な意思決定のために
余力を残しておく。
経営者ならなおのことだ。
会社の浮沈に関わるような
重要な意思決定の機会は
いつやってくるかわからない。
服装に悩んで意思力を無駄に
消耗してる場合ではないのだ。