わかっているけどやれない?

ビジネス、歯車、モデル

「知っているけど、わかっているのだけど、やれないんだよね・・・・」という言い訳やぼやきをよく聞く。
資格の勉強やダイエット、仕事・・分野に係わらず。

陽明学の開祖である王陽明が書いた「伝習録」に以下のような記述があった。

「知っているのに行わないというのは、それは本当はまだよく知らないということだ」

「わかっているけどできない」と嘆いている人は、王陽明が言うように、本当の意味でわかっていないから、つまり「腹に落ちて」いないから、いつまでたってもそれをできないのかもしれない。

その行動を取ることが自分の将来にどのような影響を及ぼすのか、その行動を取ることで失うものは何なのか。
ほんとうは、自分が思っているよりも深い「理解」があって、そこにたどり着かないうちにわかったふりをしているから、「わかっているけどやれない」と思っているのではないだろうか。

関連記事

  1. トライ・アンド

  2. みんなって誰?エコーチェンバー現象

  3. 生存バイアスを意識した「成功へのアドバイス」

  4. 答えが欲しい

  5. してみて、良きにつくべし

  6. 相手に引きずられてはいけない

最近の記事

  1. 2024.04.26

    世間の評価
  2. バックアップ、プランB

    2024.04.23

    雨が降っても
  3. 2024.04.15

    メンテナンス

読書記録(ブクログ)