壊れていないのなら直すな

壊れていない機械をわざわざ修理する人は居ないだろう。きちんと動いているのになぜ修理する必要がある?

この当たり前の原理が、ビジネスだと崩れてしまう。
せっかく上手くいっている商品をマイナーチェンジして売上を落とす、機能しているビジネスモデルを「進化させる」の掛け声のもとにいじりたおし、ついには動かなくさせてしまう・・・・

これではまるで、壊れていない機械を修理するようなものだ。

メンテナンスは必要、また周囲が変わることも

では、うまく動いているビジネスモデルならほったらかしでも良いかというと、そうとも言えないのが難しいところだ。
最近の機械はなかなか壊れないが、ビジネスモデルはそこに関わるプレイヤーや仕組みのささいな認識違いで簡単に壊れてしまう。
うまく機能しているかどうかの定期的なメンテナンスは欠かせない。

また、いくら上手く動いているビジネスモデルでも、競合他社がよりよいモデル(大手が同じサービスを格安で提供、など)を提示してくれば、こちらのビジネスモデルも修正をせざるを得なくなるだろう。

うまく動いているものをわざわざ変更する必要はない。コカコーラがその味を変えるだろうか?
ただ、近い未来にうまく動かなくなる兆候があるのなら、それに気づいて早めの対策を取らなければならない。

変化は必要だが、変化が目的ではないのだ。

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