あの時こう言ったじゃないか

一貫性のなさを指摘されると、人は狼狽えてしまう。自分が不誠実だと糾弾されているように捉えてしまうからだろうか。ずっと同じことを言い続ける人は「ブレない」と高く評価される。たとえ彼が言っていることが明確に間違っているとしても、だ。

ブレずに同じことをやり続けて成功した人はいるだろう。ただその影には、ブレずに同じことをやり続けて死ぬまで日の目をみなかったたくさんの人たちがいる。逆に「ブレて」方向性を変えた結果、大成功した人も。

「当時は**という理由でそう思っていた。だけど今は違う、状況が変わった、今は%%だと考えている」

この一言がさらりと言える、自由な人でいたい。もちろん、「一貫性がないじゃないか!」という批判に対抗できるだけの理由を添えてだ。

私はビジネスをしているのであって、ディベートをしているのではない。
過去の自分が当時の情報から構築した信念や一貫性と心中するのはゴメンだし、その心中に付き合わされる社員や取引先だって勘弁してほしいだろう。

関連記事

  1. 思考法その3〜アイスは人を凶暴に?【第三変数の無視】

  2. 人が動く理由。「快楽」と「意味」と「没頭」

  3. 「偽陽性」に注意。良い状態なのにそうでないと判断される危険

  4. 議論と人格を分ける

  5. 尊敬と崇拝

  6. 散歩

最近の記事

  1. 本棚
  2. 2026.01.22

    オーバー
  3. 2026.01.16

    古書を読む
  4. 2026.01.14

    税負担化
  5. 2026.01.13

    全知全能
  6. 2026.01.09

    実社会の方が

読書記録(ブクログ)