何気ないものを

カメラを新調したせいか、最近はよく撮影をしている。
スマホに比べると、撮り始めるまでの作業が億劫ではある。
ポケットに入れていて、画面をクリックすればすぐ撮影できるスマホと違い、
カバンから取り出し、レンズの蓋を外し、電源を入れて、ファインダーを覗き、ピントを合わせ、露出やシャッタースピード、ISOなどの設定を確かめてパシャリ。
ストラップをつけてずっと首から下げていれば少しは撮影までの抵抗が減るのだけれど、今度は首が痛くなる。

最近は「これは撮った方がいいかな」と少しでも思ったら、面倒だと思わずにとりあえず撮影をするようにしている。
カメラを持っていたらそれで、持っていなければ、せめてスマホで。

人間の記憶は当てにならない、記憶に頼れば、それは永遠に失われてしまうかもしれない。
人生のシーンをできるだけ多くフィルム(SDカード?)に納めたい。
いつか仕事を辞めて、体もろくに動かなくなったら、日がな一日過去の写真を眺めて暮らすのも悪くない。

関連記事

  1. PHOTO METI、経産省が作った日本の風景写真アーカイブ、再利用可…

  2. 桜と紅葉

  3. 国東半島

  4. 撮影、カメラ、草原

    瞬間を切り取り、記録する

  5. 日本カメラ博物館

  6. 撮影、カメラ、草原

    スマホと一眼デジカメの境界線

最近の記事

  1. 2024.05.14

    写真修行
  2. レール、分かれ道
  3. 2024.05.07

    穏やかなるGW
  4. 2024.04.26

    世間の評価

読書記録(ブクログ)