進捗率で聞くよりも、「あと何日」と確認した方がよい

誰かに作業を依頼したとして、進捗率何%?と聞くことにあまり意味はない。

なぜかというと、進捗率の基準は人それぞれだからだ。
作業の進捗状況が同じでも、ある人はそれを50%だと判断するし、別の人は80%だと判断することもままある。
完璧主義の人ならば、最後まで100%には到達しないかもしれない。

仮に確認相手のことをよく理解しているので、進捗率の考え方がシンクロできてるとしたら?
それでもまずい。相手が二人以上になったら破綻するからだ。

かといって統一された進捗率の基準を作るのも良い解決策とはいえない。
統一基準、例えば情報収集が終わった段階で20%などと決めたところで、情報収集の分量は業務によって変わるので意味をなさない。

もっとシンプルな方法で解決できる。それは、「あと何日で終わる?」と聞くことだ。
率なんてどうでもいい。終わる日がわかれば、それを踏まえてプランニングができる。

人が一日にどれくらいの仕事ができるかは個人個人で異なるが、「(あなたの能力なら)あと何日で終わる?」と聞くので、個人差も考慮する必要がない。

関連記事

  1. 付せんの正しい剥がし方

  2. チェックリスト

    タスクが発生したら、即座に登録

  3. 意思決定の「機会」をいかに減らすか?

  4. 時間、歯車

    仕事の見積もりは、想定時間の2.66倍で

  5. 仕事におけるポジ・ネガ比率(ロサダライン)

  6. 時間の使い方(午前:頭、午後:手、夕方:体、夜:内臓)

最近の記事

  1. 2024.04.26

    世間の評価
  2. バックアップ、プランB

    2024.04.23

    雨が降っても
  3. 2024.04.15

    メンテナンス

読書記録(ブクログ)