グラフを作成しなくても相手に意図を伝えることはできる。
実際に、箇条書き「だけ」で構成されたパワーポイントを見たことがあるのではないだろうか。
グラフと同じ内容を文章で説明することは原理的に可能だが、冗長になってしまう。
グラフにすることは読み手の理解を助け、それは、よりよい資料を作ることに繋がる。
グラフに枠線を引いて、強調したいポイントを明確に
そのグラフのどこが主張を裏付けているのか、しっかりと枠線等で明示した方がわかりやすい。
文章の中にグラフが主張を裏付ける理由を書いてあるだろう。それに加えて、グラフに枠線をつけることでよりわかりやすい資料となる。
また、主張とは関係が薄いグラフの箇所に読み手が行き、話が横道にそれるのを防ぐ効果もある。
(下の図で言えば、H26年度のグラフに注目して欲しいのに、H23年度とH24年度の詳細な比較を見る、といったことをある程度防止できる)
プレゼンテーション資料の場合は、アニメーション効果を活用すればよりわかりやすくなる。
アニメーションは「やりすぎ」ないように注意。エフェクトは2つか3つに絞ろう。
たったこれだけの手間で、資料の見やすさは大きく変わる。