25年越しのドッペルゲンガー

もう25年以上前の話だ。
大学時代に友人から「お前、昨日天神を彼女と一緒に歩いてたな〜手を繋いでさ」と言われた。
当時彼女はいなかったし、その日は自宅でゲームをしていた。
似ている他人だろうと友人に言ったが、「いや、あれはどう見てもお前だったぞ」と不思議そうな表情をしていた。
その後も何回から同じことを別の友人から言われることがあった。
同一人物かは分からないが、福岡市内に私が似た人が居るのだなと思っていた。

今度は15年前の話。
当時仲の良かった友人(女性)が、ヨドバシ博多の近くを歩く私を見つけて前から声をかけた。
ところが私は怪訝そうな顔をしたらしく、「なんだよ〜、つれないじゃん」と肩を叩いたり揉んだりして、
やっと「あれ・・・違う人・・・?ごめんなさい人違いでした」となったそうだ。
大学時代によく間違われた、あの人かもしれないなと思った。

そして先日。
妻から「今日バスの中から、祇園町の**でどこかに向かって歩くお前(夫)の後ろ姿を見た、どこ行ってたのあれ?」とメールがきた。
その時刻は私は大手門の事務所で仕事をしていた。
妻曰く、服装も似ていたし、私が持っているようなリュックを背負っていたそうだ。
またか。しかし、25年以上一緒にいる妻が間違えるなんて、本当に似ているのだな。

ドッペルゲンガー

ドッペルゲンガーは、ドイツ語で「二重に歩くもの」の意味である。
自分に似た人物を幻視する現象を指す。

ドッペルゲンガー – Wikipedia
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ドッペルゲンガーに会う時は、死期が近いという言い伝えがある。
芥川龍之介はドッペルゲンガーを見た後に自殺したという説があり、「歯車」という短編にもそのような記述がある。

今のところ直接対面したことはないが、生活圏がだいぶ近づいてきたように思う。
それほど似ているのなら、ぜひ一度会って話してみたい。お互いの人生を語り合いたい。
でも直接会ったら死んでしまうのだったら、ちょっと遠慮したい。

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