事務所のベランダから、古い神社が見える。
縁結びの神様だそうだ。
このあたりは最近、地下鉄の駅ができたこともあり再開発が進んでいる。古いビルが取り壊され、オフィスやホテルがどんどん建ってきている。近くのガソリンスタンドも閉店し、跡地にはビルができるようだ。資本主義的な視点から言えば、この古い神社も取り壊してホテルでも建てた方が効率よく富を生み出すことができるのだろう。でも信仰の力がそれを許さない。宗教の影響力はかつてほどではないものの、いまだに生活のあちこちに残っている。東京の一等地にすら。
もしこの国がどこかの時点でキリスト教国か共産主義国になっていたら、この手の施設は全て破壊されていただろう。(明治の初めに、廃仏毀釈という似たような行為をしてしまった)
効率から離れたところに、何かが存在してもいいと思う。最近のビジネスには、どうもそういう観点が欠けがちなように思うが。
















