活字の舟

有名な推理小説家である江戸川乱歩は
読書の醍醐味を「活字の舟」と表現したそうだ。

活字の舟に乗れば、現実という陸地を離れ
外国だって異世界だって行ける。過去も未来も選び放題だ。
乗船代は安価だし、その舟はどこにだって持ち運べる。
ちょっと手荒に扱っても問題ない。

今ならば動画というもっとゴージャスな客船?もある、
そっちが好きな人も多いだろう。
アニメだって、漫画だって素晴らしい。

私はどんな舟にも好き嫌いなく乗っているけれど、活字の舟なりの良さも捨てきれない。
YouTubeのように至れり尽くせりではないけれど、私にはそちらの方が性に合うようだ。
豪華客船の高速定時運行よりも、小さな木造船を自分のペースで漕いでいたいのかもしれない。
額に汗をかき、風景を眺めながら。

ところで、高校生の頃から好きだった江戸川乱歩の名言?がある。

「うつし世はゆめ 夜の夢こそまこと」

そういうふうに、世界を眺めていたいものだ。

関連記事

  1. 学びの時間を確保する

  2. 書評「ストーリーとしての競争戦略:楠木健」

  3. 時間と空間を超えて(2015年 読書まとめ)

  4. 本の選択基準

  5. 巨人の肩に乗って(2013年読書まとめ)

  6. 著者が読んだ本を

最近の記事

  1. 本棚
  2. 2026.01.22

    オーバー
  3. 2026.01.16

    古書を読む
  4. 2026.01.14

    税負担化
  5. 2026.01.13

    全知全能
  6. 2026.01.09

    実社会の方が

読書記録(ブクログ)