自分を基準に考えない

自分を基準にして他人や物事を考えると、
たいていのことがうまくいかない。

「自分より遅いスピードで運転している人はバカだと思い、
自分より早いスピードで運転している人はスピード狂だと思う自分に、
気づいたことはあるだろうか?」
ージョージ・カーリン(アメリカのコメディアン)

これは中小企業でよくある風景でもある。

社長が、自分の能力を基準に
「こんなもの1時間もあればできるはずだ、なんでできないんだ」
と社員を責める。

漠然とした指示を与えて
「細かいところは自分で考えろ、
それくらいできるだろう?」と言う。

当たり前だけど、従業員は社長ではない。

社長とまったく同じ事ができるほどの能力があるのなら、
その従業員は会社を辞めてもっといい職場へ移るだろう。
#社長に人間的な魅力があれば別だが。

自分ができるからあなたもできる、
というわけではない。

そもそも、人の能力は、努力だけでなく
才能や運、時代の巡り合わせにも大きく左右される。

社長だって、もう一度ゼロから同じ事をやれば
成功できるかどうかは怪しいものだ。

自分を基準に物事を判断するのではなく、
目の前の従業員の「能力」を基準に考えよう。

関連記事

  1. 時間を買うために、売らなければいけない何か

  2. ひどいゲームバランスだ

  3. 企業の「基礎疾患」

  4. ビジネス、歯車、モデル

    テクノロジーから逃げるな

  5. 疑問を解決する、壊す

    新しいテクノロジーを使いこなすものは、ゲームを有利に進めることができる…

  6. 岐阜、名古屋、伊勢、長崎、熊本、鹿児島、東京

最近の記事

  1. 2026.03.12

    紹介の連鎖
  2. 2026.03.09

    AI配偶者
  3. 2026.03.06

    京都も古典も
  4. 2026.03.05

    出せない

読書記録(ブクログ)