過去の自分を擁護しがち

過去の過ちを認めるのは難しい。どんなに人格者だとしても、だ。

サンクコスト、コンコルド効果、色々な呼び名があるけれど、
過去の選択や投資が無駄だったとは思いたくはない。
だったらどうする?無理やりにでも正当化する。

「当時は仕方なかった。」
「効果はごくわずかだったが、ゼロではなかった。」
「その証拠は嘘だ、データがおかしい、ロジックが不十分だ・・・・」

しまいにはこんなことを言い出す。
「これは趣味でやってたのだから、実益など最初から考えてなかった」
「最初から失敗すると思っていた」
「皆の啓蒙に役立った」

色々な言い訳があるものの、煎じ詰めれば
「自分の過去の選択や投資を何が何でも否定したくない」
ただそれだけだ。
過去の自分を守るためなら、どんな嘘だって、屁理屈だって言ってみせる。
誰かに突っ込まれても、大声で叫び続けて、相手が諦めるのを待つ。

これはもちろん経営においてやってはいけない悪手だ。
過去から学ばず、すでに見えている失敗をひたすら続ければ、
事業が継続できる可能性は低くなる。
資本力のある大企業ならまだしも、中小企業ならなおさら。

関連記事

  1. 情報の見せ方(3)「データは細かすぎないように」

  2. 情報は必要なところまで届いていない

  3. 万能、マルチタスク

    中小企業の社長はC*O

  4. 「俺、間違ってないよな?」

  5. 今期が終わる

  6. 経営のプロってなんだろう

最近の記事

  1. 2026.03.12

    紹介の連鎖
  2. 2026.03.09

    AI配偶者
  3. 2026.03.06

    京都も古典も
  4. 2026.03.05

    出せない

読書記録(ブクログ)